テニスとサッカー

テニスのウィンブルドン男子シングルスの最多連続優勝回数はスウェーデンのビョルン・ボルグ(1976–1980)とスイスのロジャー・フェデラー(2003-2007 )がそれぞれ5連覇を成し遂げています。ウィンブルドン男子でシングルス&ダブルス同時優勝最多回数はジョン・マッケンロー(米)が1981、1983、1984と3回記録しています。ペアを組んだのはいずれもピーター・フレミング(米)でした。ウィンブルドン女子シングルスで準優勝の最多回数はクリス・エバート(ロイド)の7回ですが、そのうちの5回は相手がマルチナ・ナブラチロワでした。エバートはナブラチロワにはウィンブルドンの決勝で一度も勝っていません。テニスの4大国際大会をすべて制覇することグランド・スラムといいますが、このうち同一シーズンで達成する年間グランドスラム、2年にまたがり4連続制覇するノン・カレンダー・イヤー・グランドスラム、複数年にわたって達成するキャリア・グランド・スラムがあります。

サッカーに関してですが、日本のJリーグが創設される以前に「三菱ダイヤモンドサッカー」という番組が放映されていました。まだ全日本がワールドカップ出場を果たせていない頃でした。ヨーロッパのサッカーの試合を紹介する当時貴重な番組で、一旦の放送終了後、1993年4月に川平慈英をキャスターにJリーグ情報番組として復活しています。奥寺康彦氏が奇跡に導いた1FCケルンブンデスリーガ制覇の伝説の試合も2週に分けて放映され感動的だったのを覚えています。